2018年11月28日水曜日

バーテープの巻き方解説

さて、今回はバーテープの巻き方について解説していきたいと思います。

まずは、巻く方向の確認です。
下ハンをゆる~く握って、
ギュッと握ると、
上の写真の赤い矢印のように外側から内側に向かって握り込むと思います。
バーテープはこの方向に巻きます。
もし逆向きに巻いてしまうと、緩む方向に握り込むことになり、だんだんと緩んでしまいます。
(僕はバーテープを巻く方向を覚えていないので巻くときにはいつもこの方法で方向を確認しています。)

それでは巻き始めましょう。


の前に。僕もいつも忘れることですが、まずはレバーの固定金具の部分をカバーします。
長いテープの他に下の写真のような10cm程度の切れ端のようなテープが2本入っている場合はそれを、入っていなければテープを巻く前に10cmほど切ってそれを使います。
この使い方は人によりますが、以下では私の使い方で解説します。このうちの1本を片側に使います。このテープを半分にカットし、さらに縦方向に2/3の太さにします。

この切れ端の1つをレバーの固定金具の外側に、
 もう1つを内側に、貼り付けます。
写真の用に、内側はケーブルの内側に貼り付けるようにしましょう。
(テープ巻きかけですが、例によってこの作業を忘れてただけですのでないものと思って気にしないでください)



さて。それでは気を取り直してテープを巻き始めましょう。
巻く方向に注意して巻き始めましょう。
最初の部分は上の写真のように少しはみ出すように巻きます。後からエンドキャップをつけるときに一緒に巻き込みます。ここが少ないとキャップが外れやすかったり、バーテープがほどけやすくなったりするので、多めに出すように。


 バーテープを巻いていきます。
巻くときは、テープの1/3程度が重なるようにします。
このとき、できるだけ重なる幅が変わらないようにしましょう。
コツとしては、バーテープの裏の両面テープがその下のバーテープと重ならないギリギリくらいで巻くとよいと思います。

レバーの固定金具の部分です。




はい。写真を見てください。

切れ端でカバーした部分をしっかりと覆うことと、隙間ができないようにすることに気をつけて巻きます。
あとはそのまま巻いていきます。
 最後は写真のように斜めにハサミを入れ、ビニールテープで固定します。
このとき、バーテープの端からビニールテープがはみ出ないようにします。ようするにこんな感じです。

バーテープを購入するとたいてい化粧テープが付属しているので、ビニールテープの上から貼り付けます。なお、私は毎回先にビニールテープを巻いていますが、化粧テープだけという人もいると思います。そこは好みで。個人的には化粧テープだけだと固定に不安があるので、ビニールテープで固定をしています。

最後にエンドキャップを着けます。
端の余っている部分を中に入れながらキャップをはめます。

こんな感じで。


←今回使ったバーテープ
←別の自転車で使っていてわりと気に入っているもの

2018年11月26日月曜日

Continental ULTRA SPORT II購入&インプレ

前回の記事でFulcrum Racing7を購入したことを紹介しましたが、合わせてタイヤも新調しました。
Continental ULTRA SPORT IIです。
Amazonで4500円くらいで購入しました。

ワイヤービードとケブラービードの2タイプあるようですが、今回購入はケブラービード。23Cのものです。重量を測り忘れたのですが、公称値で240gほどみたいです。

装着してみて思ったのですが、25Cかな?というくらい太いです。これは同じくContinentalのGrandPrix4000Sでも思ったことなので、Continentalのタイヤ共通なのかも?

実際に乗ってみた印象としては、コスパは高いな、という感じ。
これはまた、乗る方はあまり得意ではないので、と前置きしつつ。

ミシュラン Pro4やCotinental GrandPrix4000Sも使っているのでそれらと比較する感じで。
あまりクイックな感じはないですね。ちょっとモッチリした感じ?
Pro4よりグリップ力は高いような気がします。同じメーカーのGP4000Sに近い印象。
Pro4やGP4000Sに比べて少し重いのですが、走っていて気になるほどではなかったです。
詳細レビューできるほど乗ってはいませんが、値段(1本2000円ちょっと)で買えることを考えるとかなりコスパ高いですね。
特に、Amazonで2000円ちょっと、というところが大きいですね。タイヤは海外通販がとても安いですが、国内では2倍近い値段がついていることもあります。しかし、このULTRA SPORT IIは、海外通販でもケブラービードモデルは2000円程度。海外通販とAmazonの価格が大きく違わないので、気軽に送料無料で買えます。これは大きいと思います。

あと、これはカラータイヤを欲していたものの意見ですが、もうちょっとカラー部分を広くしてほしかったです。自転車を真っ赤にしたい!と思ってカラータイヤを選んでいるので。


練習用タイヤや、サブバイク用に安めのタイヤを探している方には、気軽に安く買える点も含めておすすめしたいタイヤです。カラーが豊富なのも、バイクに合わせやすくていいですね。


Fulcrum Racing7購入&インプレ

実家に置きっぱなしにしていたTNI 7005Mk Ⅱはホイールがない状態でしたので、帰省したときに乗るためにに適当にホイールを新調しました。

実は、4万円くらいで適当に軽いホイールを手組みしようと思っていたのですが、ちょっと当分は手組について勉強して自分でやってみる元気はないかなあ・・・ということで、やすい完組を買うことに。今回はたまたまWiggleで見つけたFulcrum Racing7を購入しました。1.6万円くらいでした。

Fulcrum Racing7を買うのは実は2度目です。もっとも、TNI 7005Mk Ⅱ
の紹介記事を見れば分かることですが。

2度目のRacing7購入ですが、モデルは違うようです。前回購入したのは2014年頃なので、2014年モデルでしょうか。今回のは2018モデルのようです。あまりこの辺はちゃんと情報を追っていないので詳しくはわかりませんが・・・


2014年モデル(なのかは正直わかりませんが、2014年に購入したのは確かなので2014年モデルということで)との一番の違いは、ラチェット音ですね。Fulcrumはラチェット音が爆音ということで有名で、2014年モデルも例に漏れず足を止めると爆音を響かせながら走行していたわけですが、今回購入したモデル、ものすごく静かです。シマノはラチェット音が静かだと聞いたことがありますが、同程度に感じました。マジで静かです。確かに2014年モデルはうるさすぎて、これどうなの?という感じはありましたが、しかしこれは静かすぎる・・・。うるさすぎて評判がわるかったんですかね?ちょっとよくわかりませんが、これはかなり拍子抜けしました。

走行感のインプレですが・・・。
35km程度、その中では平地は10km程度しか走らなかったので詳細なことは言えませんが。(というかそもそも乗る方は完全に素人なので)
まず硬さに関して。2014年モデルもTNI 7005Mk Ⅱに装着して走っていたので同じ組み合わせですが、2014年モデルのほうが少し硬かったかな?という印象。2018モデルではあまり硬さを感じませんでした。
重量は1750gありますが、走っていて重さを感じることはありませんでした。かなり軽い感じ。正直1万円台とは思えないですね。
デザインに関しては、これは人によるとしか言えませんが、僕はかなりかっこいいと思っています。近づいてみるとステッカーというのが丸わかりなのでちょっとダサいですが、まぁそこは値段考えるとしょうがないでしょう。
 基本的には、コストパフォーマンスが高く、いいホイールだと思うんですが、どうしても気になる欠点が一つ。これは2014年モデルでも思っていたのですが、どうもブレーキが効きにくい印象。ブレーキアーチは105での感想です。比較対象がシマノホイールしかないのですが、それに比べて下りでブレーキが全然効かない。今回は10%程度の長い下り坂を下ったのですが、本当にブレーキが効かないので結構怖かったです。リムの処理とかの問題なんですかね?あまり山なんかは走りに行きたくないホイールです。

結論。Fulcrum Racing7は、1万円台のホイールとしてはコスパが非常に高く、重量よりも軽く感じられますが、ブレーキが効きにくいのが弱点。といったところでしょうか。

安くてコスパの高いホイールではありますが、完成車付属ホイールからのアップグレードを考えている方には、Racing5などのもうワンランク上をおすすめします。
一方で、安めの練習用ホイールを探している方、サブバイクやクロスバイク用に安いホイールを探している方にはおすすめのホイールだと思います。 

 


2018年11月18日日曜日

ホイール脱着方法解説(フロント編)

今日はフロントホイールの脱着方法について。
以前自転車店でアルバイトしていたときには、納車時の説明としてフロントホイールの脱着を教えていたのですが、これ、初心者には結構難しいみたいなんですよね。
1回で覚えられる人もほとんどおらず、納車後一度も外したことがないという人も多いようでした。また、外してみたけど付け方がよくわからずタイヤの向きが逆であったり、クイックリリースが変な方向を向いていたり、きちんとしまってなかったり・・・ということで、フロントホイール脱着について書いてきます。

(1)まずは外し方。ブレーキを緩めます。
(i)キャリパーブレーキの場合。
写真の黄色の部分のレバーを上に上げて緩め、シューの間の感覚を広げます。
(ii)Vブレーキの場合。
左のアームを右方向に押しながら(黄色矢印)、ワイヤーの方を左に引き(青矢印)、ワイヤーを外します。
それからこちらはロードのVブレーキですが、
同様に黄色矢印のように押し、青矢印のように引いてワイヤーを外します。
(2)次にクイックリリースを緩めます。

レバーを開いたら、反時計回りにレバーを回します。このとき、反対側を押さえていないと一緒に回ってしまうので、手で押さえるようにしましょう。
 下の写真のようにフロントフォーク先端についている脱落防止の爪より広がれば外れます。
(3)右手でタイヤを押さえ、左手でステムやハンドルを持ち上げると簡単に外れます。

(4)次は固定の仕方。ホイールを元のようにフロントフォークにセットしたら、まずはブレーキを元に戻します。キャリパーブレーキの場合、上に上げたレバーを戻します。Vブレーキの場合、外したワイヤーを付け直します。この作業を忘れるとブレーキがキャリパーブレーキの場合ブレーキが緩くなる、Vブレーキの場合ブレーキが効かなくなるので忘れないようにしましょう。

(5) クイックリリースを締めていきます。
左側を手で押さえながら、右にあるレバーを時計回りに回し、締めていきます。
軽く手で持ち上げて、レバーが地面と水平な角度で止まるくらいが目安です。
ホイールが真ん中に入っているかを確認する必要がありますが、その前に一度レバーを閉めてみて、クイックリリースの硬さを調整します。
まずは、レバーを倒す場所を決めます。
レバーは後ろ、または上を向くように倒してください。

下の写真のように前や下を向くように倒してはいけません。路肩や他の自転車の車輪などに当たってレバーが開いてはいけませんので。

かなり力を入れ、なんとかレバーが閉まれば十分な硬さです。
もし硬すぎて閉まらない場合、またはゆるすぎる場合は左側を回して微調整します。
このとき、右側のレバーを回して調整しようとする初心者の方が多いですが、レバーを回してしまうとレバーを倒す角度が変わってしまうので、左側を回して調整するようにしてください。

(6)硬さの調整ができれば、ホイールがまっすぐに入るように調整します。
下の写真のように左手でスポークを持ちます。
 下の写真の黄色で囲った、リムとブレーキシューの間の間隔を見て、左右で等間隔になるところに持っていき、クイックリリースのレバーを閉めます。このときのコツですが、タイヤに鼻をつけるようにして右目で右のシューを、左手で左のシューを見るようにするとやりやすいです。

 以上のようにしてフロントホイールは脱着できます。
リア版はまたの機会に。






自転車整備シリーズ
フロントディレイラー調整
リアディレイラー調整
フロントホイール脱着


自転車歴紹介。(4台目) TNI 7005Mk Ⅱ

今回は、4台目の自転車の紹介です。
自転車改造大好きなみなさん御用達のあれです

TNI 7005 Mk Ⅱ


元々ESCAPEに装備していたコンポを載せ替えるために購入した3台目 2012年モデル FELT F95でしたが、記事内でも触れたとおり不良品のため返品。その代わりに購入したのがこのTNI 7005 Mk Ⅱです。ということで最初はESCAPEに装備していたTiagra4600をつけていましたが、2台目 2013年モデル GIANT TCR1のコンポをUltegra 6800に交換したタイミングで余った105 5700をこの自転車に組み付けました。

その後、6台目に購入したロードバイクに105 5800が装備されていたためそれに組み換えたのがこちら。
 せっかく赤いフレームを購入したので、赤!赤!赤!と可能な限り赤いパーツをにしてみました。フォークも赤いものを探したのですが見つからず、結局元々ついていた黒いフォークを赤く塗装してみました。
広島に住んでいたので、カープカラーだしちょうどいいかな?って感じでした。
ホイールも赤いスポークで手組してみたかったのですが見つからず、結局断念。

せっかくなので軽いインプレですが、ただただ硬かったです。同じアルミの2台目 2013年モデル GIANT TCR1と比較しても、ものすごい硬い感じがありました。TCR1も剛性感はあったのですが、なんか違うんですよね。自転車乗りまくる方じゃないので表現がわからないのですが。なんかTCR1は薄いアルミ、TNI 7005 Mk Ⅱは厚いアルミ、ってのが乗っててめちゃくちゃ伝わってきました。
特に最初、Fulcrum Racing 7を履かせていた頃は、硬いフレーム×硬いフレームで、めちゃくちゃ乗りづらかったです。その後柔らかいアルテグラホイールに変えてだいぶマシになりましたが。
ちなみにフレームの重量は1500gほどです。

以上、4台目の自転車の紹介でした。


自転車歴紹介
1台目 2012年モデル GIANT ESCAPE R3
2台目 2013年モデル GIANT TCR1
3台目 2012年モデル FELT F95
4台目 TNI 7005Mk Ⅱ


2018年11月13日火曜日

自転車歴紹介。(3台目) 2012年モデル FELT F95

今回は、3台目の自転車です。

2012年モデル FELT F95

ESCAPEにロードコンポをつけコンポが一式余っていたので、フレームさえ買えばもう一台組めるんじゃ・・・?ということで中古で購入したフレームです。
ロードはすでに購入していたため、フラットバー用10速シフターを購入しフラバロードを組んでみました。


・・・が。

乗ってみると違和感が。

チェーンステー、シートステーが曲がっているような感じでした。
当時のバイト先の自転車店店長にも見てもらったのですが、やはり曲がっているようで。
1週間ほどで返品となりました。

この件があり、中古の自転車購入は避けようと決めました。

以上、(一応)3台目の自転車の紹介でした。

自転車歴紹介
1台目 2012年モデル GIANT ESCAPE R3
2台目 2013年モデル GIANT TCR1
3台目 2012年モデル FELT F95
4台目 TNI 7005Mk Ⅱ